
こんにちは!みのりです
今月初旬、特別支援学校中等部に通う長男次男の参観日がありました。
特別支援学校に通い出して9年目。
今回はグループに分けて授業を行い、長男次男はZOOMで隣の部屋から見て頂きますと学校からお便りを頂いた時、正直さみしい気持ちになりました。
親としては、他のグループと同じように子供たちの勉強している姿を側で見たかったからです。
今回のブログでは、初めてZOOMで行った特別支援学校の参観日についてメリットやデメリットも含みながらご紹介します。
ZOOMでの参観日の進み方
長男次男を含め、4人のグループで行われたZOOMでの参観日。
机の横に仕切りがあり、4人が横並びになり個人個人に合ったお勉強をしていくというスタイルでした。
40分間の授業時間⏰
20分課題をして、1度ご褒美時間として自分たちの好きな事をする。そして又最後の20分間頑張る!!
そのようにして授業が行われました。
ZOOMによる参観日のメリット
初めてのZOOMでの授業参観ということで、子供達がどんな反応をするのか不安しかありませんでした。
沢山のお友達のママやパパが側にいる中、自分の両親が来ていないことで寂しい思いをしないか息子の気持ちを考えると胸が痛かったのです。
ZOOMでの参観日に、マイナスのイメージしかなかった私ですが実際に経験してみるとメリットが沢山あることに気づきました。


落ち着いて授業ができる
参加日の度に私の姿を見つけては、嬉しくて私の側に駆け寄ってくる長男次男。
もちろんそれでは授業が進まないので、席に座るように言うと『離れたくない!』と全身で拒否する2人。
それが原因でパニックになり、落ち着くまで時間がかかったり、長男は頭を叩くなどの自傷行為が酷くなったりと、凄く大変でした。
しかし、私が別室にいる事で、1度も席を立たずに40分間、普段通りに落ち着いて授業に参加する事が出来たのです。
保護者もゆっくり参観できる


すぐ側で参観していると、我が子が少しでも大きな声を出したり機嫌が悪くなると、親の私も他のお友達に迷惑をかけないか不安でたまりませんでした。
しかし、落ち着いて子供達が授業に参加出来ている事で、私もゆっくりと安心して参観する事が出来たのです。
また、通常の参観日であれば皆が同じ事を勉強しているのですが、今回のZOOMでは子供1人1人に合った勉強をしている場面が見られたのも良かったです。
雰囲気が伝わる


教室の後ろに保護者がいると、どうしても子供達は気になってしまい、普段通りの授業みたいには進みません。
それがZOOMで行う事で、通常通りの授業で進み、子供と先生の触れ合いやお友達との普段と変わらない様子を見れるのは凄く安心感にも繋がり嬉しかったです。
ZOOMによるデメリット
メリットを沢山感じる事が出来たZOOMでの参観日でしたが、やはりデメリットもありました。
皆が同じように映らない
今回は4人での授業でしたが、皆が映像に同じように映らなかった事です。
長男次男はかなりの時間を映して頂いたのですが、他のお友達の映る時間が少なく、お友達のご家族に申し訳なかったです。
息子が、課題をするのに時間がかかり、お友達が待っていてくれてたのも関係があるのかもしれません。
通常の参観日だと、我が子を後ろからゆっくり見ることが出来ますが、ZOOMだと映像に映らなければ見る事ができないので残念でした。
さみしい


教室で、親子がワイワイと話している声が聞こえるとやはりとても寂しい気持ちになりました。
参観日に行っているのに、子供達に会えないまま帰らなければならない。
親子で仲良く触れ合っている姿を見ると、涙が出るほど辛かったです。
おわりに
今回初めて体験したZOOMでの特別支援学校の参観日
4人という少ない人数で、気を遣わないご家族だった事もあり、終始和やかムードで参観する事ができました。
特に、ご褒美時間はそれぞれの個性が凄く伝わり、笑い声が響きわたりました。
新聞を破るのが好きなお友達は段ボール箱いっぱいに新聞紙を破り、新聞を読むのが好きなお友達は必死に新聞を読み(笑)
長男は、アンパンマンさがしの本を必死に見つめ、次男は何故か、金沢の旅行誌を夢中で読んでいるという(笑)
子供達の映像が切り替わる度に、保護者たちは顔を見合わせて笑っていました。
初めはデメリットしか考えられなかったZOOMでの参観日でしたが終えてみると、とてもいい経験になりました。
ただ、毎回毎回ZOOMでの参観は、やはりさみしいので適度な回数でZOOMでの参観日にして頂けたら有り難いなと思っています。
参観日は、我が子はもちろんですが他のお友達の成長も見れる素敵な時間だと思うので♡
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
みのり