
こんにちは!みのりです
先程、東京都内の公立の小中学校で上履きを履かずに外履きのまま過ごす『一足制』を導入している学校が増えていると言うニュースを拝見しました。
今まで、学校では上履きで過ごすのが当たり前と思っていた私には衝撃のニュースでしたが是非この『上履き廃止』を特別支援学校にも取り入れて欲しいと思いました。
今回のブログでは、衛生面などのデメリットもある中、何故私が『一足制』を希望するのかを紹介していきます。
特別支援学校で『一足制』を導入するメリット


私自身も子供の頃に当たり前のように履いていた『上履き』
その上履きが廃止になっている学校があるというニュースを見た時、『え!?上履きなくて大丈夫?』という思いが最初の気持ちでした。
しかし、上履きあり?なし?で考えたところ私は『上履き廃止派』だったのです。
特に、特別支援学校に通う長男次男には土足のまま過ごす方がメリットが沢山ありました。
履き替えないことでパニックにならない


長男次男を朝学校に送って行った際に必ずどちらかがパニックになる時!
それが
玄関での靴から上履きへの履き替え時です
登校時、沢山の生徒や保護者や先生が玄関に集まることで、大勢の人や賑やかな場所が苦手な息子はパニックになり上履きに履き替えることができません。
また、パニックになり頭を叩くなどの自傷行為も始まるので、沢山の先生方が駆けつけてくれて必死で怪我をしないように見守っています。
もう先生も私も朝から汗だくだくです(笑)
人が居なくなるのを待ち、静かになったところで行動できるようになりますが、かなりの時間を要しているのが今の現状です。
上履き廃止になり、車から降りてそのまま土足で教室へ入ることができたらその悩みはなくなります。
朝からパニックになることがなければ、心の安定に繋がりその後も機嫌良く過ごせるようになるのです。
玄関が広く使える


登校時はどうしても時間が重なるので、玄関が密になってしまいます。
特別支援学校には、息子と同じようにお友達の声や大勢の人が苦手なお友達が沢山いるので時間をずらして登校しているお友達も見かけます。
下駄箱を無くし、玄関を広くすることで混雑も回避でき、子供達の心の安定にも繋がり保護者の負担も軽減されるようになるのです。
先生への負担が少なくなる
次男は1人で靴を履くことができますが、長男は自分で靴を履くことができません、
毎朝、校外を歩くという日課があったり、その他にも体育の授業や校外学習で外靴を履くことが多い中、先生への負担も大きいです。
靴を履かすだけと思われるかもしれませんが、身体も大きく力もある嫌がる子供に靴を履かせるということはすごく大変で根気が入ります。
災害時の避難


災害時が起きたときは、誰もがパニックになると思います。
子供たちだけではなく先生方もパニックになるのではないでしょうか?
避難時は、少しの時間が生死を分けるため靴を履き替えている暇はありません。
しかし、上靴のまま避難をするのは凄く危険だと思っています。
その理由は、脱げやすい事、そして割れたガラスなどで怪我をする2次災害が起きないかということが心配だからです。
緊急時に安全に避難するためにも私は、一足制が適していると思うのです。


経済面
義務教育とはいえ、物価高の今、子供達の制服や体操服や学用品などの出費が重なり保護者は悲鳴をあげています。
成長盛りな息子は、すぐにサイズアウトしてしまい買い直しをするのですが、その中でも1番頻度が高いのが上靴です。
一足制にすることで、保護者の経済的負担軽減にも繋がります。
おわりに
『上履き廃止』子供の頃、上履きで過ごしてきた私は、この言葉を聞いた時驚きを隠せませんでした。
それは、学校生活は、上履きで過ごすのが当たり前だと思っていたからです。
しかし、良く考えてみると病院や商業施設、多くの場所が今は土足で過ごすようになっているのです。
コロナ禍から更に土足で過ごす場所が多くなったようにも思います。
確かに、衛生面や雨の日のことを考えると上履き廃止にはデメリットもありますが、それを考えても災害時の避難のことを考えると私は一足制を希望します。
すでに都内では多くの学校が取り入れている『上履き廃止制度』
今までの当たり前が変わる日が、もうすぐそこに来ているのかもしれません。
みのり