障がいがあると診断された時の気持ち

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みのり

こんにちは!みのりです

いきなりですが、皆さんは自分の愛する子供に障がいがあると言われたらどうなると思いますか?

きっと言葉を失うくらいのショックを受けるんではないでしょうか?

又後ろからハンマーで頭を殴られるくらいの大きな衝撃があるのではないでしょうか?

私もそうでした。病院に行く前も自分の中では99%自閉症で間違いないだろうと思っていても1%の可能性を信じていました。

でも、母親が疑うことは大体当たっています。悔しいけど当たってしまうんですよね!

『どうか私の考えすぎであってほしい!』そう願っていた私ですが、愛する双子の長男次男は自閉症と診断されてしまったのです。

しかも私が予想していた通り1番予後の悪い折れ線型自閉症と診断されてしまいました。

今回のブログでは、長男次男に障がいがあると診断された時の母親である私の気持ちを書きたいと思います。

目次

愛する息子が自閉症と診断された時の気持ち

言葉が出ない

主治医から『障がいがあります。自閉症です。それもお母さんのおっしゃる通り1番予後の悪い折れ線型自閉症だと思います!』

そう言われた時、初めは言葉を失いました。

自分で子供に障がいがあると疑っていたのにも関わらず、どこかで『まさか我が子に障がいがあるわけがない!』と思う自分がいたのだと思います。

本当にショックを受けた時は言葉を失うということを実感しました。

絶望する

障がいがあると主治医から診断されたその瞬間から、息子の将来に不安になり又親亡き後のことまで考えて絶望しました。

周りの景色が一瞬で真っ暗になったのです。

これからどう歩いて行ったらいいのか?目の前には一本の道も見えませんでした。

息子達は、一生言葉が出ないかもしれない。一生生活をするのにのも介助が必要かもしれない!

恋愛して、結婚するという経験をこの子達にはさせてあげられないかもしれない。

そう考えると次から次に涙が溢れてきて止まりませんでした。

自分を責める

息子が障がいをもって生まれてきたのは、私の妊娠中の生活が悪かったのではないかな?

あれが悪かったのかな?これが悪かったのかな?そんなことばかり考え自分を責めていました。

息子が障がいをもって生まれたのは私自身に責任があると勝手に決めつけ自分で自分自身を追い詰めていました。

きょうだい児(長女)の将来の不安

残念ながら、今の社会には障がいがある方への差別や偏見が強く残っています。

きょうだいに障がいがあるということで、長女の結婚にも関わってくるのではないか?

そう思うと長女の将来も心配になり、又申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

自閉症と診断されて13年後の今

早いもので自閉症と診断されて13年経ちました。

あっという間に過ぎたような…

凄く長い時間だったような…

13年という月日の中で言葉には表せないくらいの色々な出来事がありました。

辛かったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、本当に沢山の経験をしてきました。

周りの心無い言葉で、私の髪は一本残らずなくなったこともありました。

綺麗事では済まない日々でしたが、ただ今はっきりと自信をもって言えるのは、この子達が私の子供で良かったということ。

障がい児育児をしていく中で、私は沢山のことに気づかせてもらいました。

ほんの小さな小さなことでも幸せに思えるようになりました。

そして色々な景色を見せてもらうことができました。

『当たり前の日常なんてない!』ということに気づいた時、そこには今までとは違う私がいました。

長男次男が私の子供で良かったと思うと同時に、長男次男の母親が私で良かったともはっきり思えます。

それほど長男次男と私とは絆が強いと思っています。

障がいを持つお母さんがよく言われる言葉に『あなたのところだから生まれてきたのよ!』という言葉があります。

同じ障がい児を育てる私の親友はこの言葉がすごく嫌だったと言っていました。

そんなことを言われても嬉しくないと。私もその気持ちもわかるんです。

でも私は、この言葉に支えられました。

きっと長男次男は、私なら受け入れてくれる!私なら大丈夫!そう思って私を選んで2人で仲良く手を繋いで私の元に来てくれたのだと。

勝手ながらそう思っています。

13年前、主治医から自閉症と言われ絶望した私は、13年後長男次男に毎日癒されながら過ごしています。

悩みがない!と綺麗事は言えません。悩みは大きくなっても次から次に出てきます。

だけどそれは健常児育児でも同じなのではないでしょうか?

我が家の長女は高校2年生になりましたが、まだまだ長女への育児の悩みもつきません(笑)

ただ言えるのは、今だけを楽しみながら真剣に生きる!先のことは考えない!そう思うようにしています。

今回のブログでは長男次男に障がいがあると診断された時の気持ちを書かせていただきました。

障がい児育児は大変ではありますが、それ以上に幸せな出来事に出会えるのも障がい児育児です。

でも、ご自身の子供に障がいがあると診断された時はすぐには受け入れられないと思います。

そんな時、このブログを読んで少しでも気持ちが軽くなってくれたら幸いです。

みのり

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