
こんにちは!みのりです
障がいをもつお子さんが、いよいよ小学校へ入学となった時に特別支援学級と特別支援学校のどちらを選べば良いのか悩まれると思います。
私自身もこの問題は胃が痛くなるほど悩まされました。
どちらも子供と一緒に見学に行かせていただきましたが、ほんの少しの時間では分からないことが多いのが正直なところです。
『大事な我が子のために、慎重に学校選びをしたい!』その思いはどの保護者さんも同じだと思います。
我が家は、家族で話し合い特別支援学校に進学することに決めました。
現在、双子の長男次男は、特別支援学校中等部2年生になり特別支援学校に通い出して8年目になりました。
今回のブログでは、8年間過ごした中で親の私が実感した特別支援学校の魅力を紹介していきたいと思います。
今回のブログに書いていることは、私個人から見た特別支援学校のメリットです。また各学校によって違ったり、お子さんの障がいによっても違ってくると思います。あくまでも私の意見ということをご了承ください。
特別支援学校の魅力
特別支援学級と特別支援学校それぞれにメリットやデメリットがあると思います。
また、そのメリットやデメリットもお子様によって違ってきますよね。
私が、悩みに悩み息子たちの進学先を選んだ大きな決め手となったこと。
それが、息子が笑顔で過ごせる場所はどちらか?ということでした。
するともう答えはすぐに出ました。その答えが特別支援学校だったのです。
そしてその選択肢は、8年たった今も間違っていなかったと思っています。
私が8年間我が子を特別支援学校に通わせている中で感じた魅力を紹介します。
サポートが手厚い
息子が通う特別支援学校のクラスは、1クラス3人〜5人(生徒の数によって変わる)と少人数に分かれています。
しかし、担任の先生は2〜3人と配属されているので目が届きやすく一人一人へのサポートが手厚いです。
また我が家の息子は、最重度の知的障がいありの自閉症なので常に一人の先生が専属でついてくれています。
専属の先生がついてくれているので、情報交換もスムーズにできることは親の安心感にも繋がります。
特別支援学校の教員免許を持った先生がいる
特別支援学校の免許を持った先生が在籍しているということで、専門的な支援が受けれることや子供の気持ちを理解してもらいやすく子どもの気持ちの安定にも繋がります。
ただ、私も勘違いしていたのですが、全員が特別支援学校の教員免許を持った先生ではないです。
県立学校になるので、特別支援学校以外の先生が異動で変わってくることもあります。
ですが、息子の通う学校では重度のお子さんは、基本的に特別支援学校の免許を持った先生が専属でついてくれるようになっています。
連絡帳
特別支援学校は、とりあえず先生との連携が素晴らしいです。
まず、朝学校に子供を送って行った際に先生と前日の帰宅時からの様子をお伝えするのですが、学校で何か変化があったときもすぐに連絡してくれます。
そして、それ以外にも先生との連携で1番有り難いなと思っているのが連絡帳です。
この連絡帳は本当に素晴らしいです。
朝の登校時から下校時まで、事細かく丁寧にびっしりと1日の子どもの様子を書いてくれています。
トイレの時間や回数、ご飯を何をどれだけ食べたか?授業での様子をできたことやできなかったことなど、体調の変化なども用紙が見えなくなる程に書いてくれています。
家では見せない様子も書かれており、また子どもの日々の成長もわかり連絡帳を毎日見るのが私の楽しみになっています。
保護者同士の情報交換
特別支援学校は、小学部から入学して高等部を卒業するまで在籍するとなると、親同士の関係も濃厚になります。
同じ悩みを持つ保護者がすぐそばにいると、困った時や悩んでいる時は相談することができとても心強いです。
また、放課後等デイサービスの情報などは、先生の情報より保護者の方が沢山持っていることが多いです。
障がい児の親にしか分からないこともあるので、保護者同士の繋がりがあることは辛いことがあっても乗り越えれる心の支えになります。
おわりに
特別支援学級か特別支援学校か?どちらを選択するべきか?
障がい児育児を14年間していて、私が1番悩んだ出来事でした。
そして、その頃が1番子どもの未来が不安で毎日が苦しい日々でもありました。
我が子は、結局特別支援学校を選択しましたが、その選択で良かったと思っています。
ただ、それは本当にお子さんによって違ってくると思うのです。
同じ療育園だったお友達は、特別支援学級を選択しましたが物凄く成長しています。
そしたら、特別支援学校を選んだ長男次男が成長していないか?と言われたらそうではありません。
特別支援学校に通い先生方から手厚い支援を受けたことで我が子もすごく成長しています。
前述したように、特別支援学級、特別支援学校ともにメリットデメリットがあります。
その中で、どちらかに決めるのは本当に難しい選択ですよね。
今、愛する我が子のために進路を悩まれている保護者さんに、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
みのり