
こんにちは!みのりです
ずっと挑戦してみたかった四国88箇所お遍路の旅!!
やっとこの日を迎えることができました。
大学受験の長女、自閉症の長男次男の子育て中。
そして私自身も、がんの闘病中や更年期で体調不良が続く日々なので、結願までには時間がかかると思いますが必ず最後まで巡礼したいと思います。
今回のブログでは、お遍路さんデビューをした1日目の一番札所から三番札所のことについて綴っていきたいと思います。
第一番札所 霊山寺(りょうぜんじ)
『発心の道場』と言われる阿波の国徳島県。
お遍路さんのスタート地点『1番さん』と親しまれる第一番札所は、鳴門市にあります。


四国88ヶ所巡礼の旅を始めるきっかけは、人それぞれだと思います。
私のように人生の転機が訪れ、自分を見つめ直したい人。病気の回復や、家族の幸せを願ったり、
退職して夫婦でお遍路に挑戦する人。
初めて、この1番札所に立った時は、それぞれ目標は違うと思うけど…
だけど思うんです。
この1番札所の門をくぐってお遍路さんになったその瞬間から、新たな人生が始まり、最後に結願した時は、皆同じ気持ちになるんではないかと。
きっと、『真の幸福』に誰もが気づくはずだから。
本堂
実は、本堂に入る前に少し手こずりました。
本当に、何も分からないままママ友と始めた88箇所巡りなので、やり方が全く分からなかったんです。
初めは、誰かの見よう見まねでして覚えたらいいよね!と言っていたのに、この日は、お遍路さんが、おらず。
いたのは、場所に似合わない、パンツが見えそうなくらいのショートパンツを履いたギャルで(笑)
困ってしまったお遍路さん1年生組(笑)
誰かいないかな!?とうろうろしている姿は、本当に怪しい人だったと思います笑
そしてやっと教えていただき、最初にろうそくに火を灯し、次にろうそく3本に火を灯して香炉に立てます。
そしていよいよ、本堂へ!!


本堂に入った瞬間、いよいよ本当にお遍路さんが始まったんだなと、身が引き締まるような思いをしました。
そして、お賽銭箱の横におみくじがあったので引いてみることに。
実は、今年はまだ引いてなかったので、私にとっては初めてのおみくじになるわけですが、これが的中してしまったんです(笑)
私は、今主治医の定期検診に納得ができておらず、担当医を変更してもらうべきか悩んでいたのですが、おみくじの病気欄には、こう書かれていたんです。
『医者を変えなさい』と(笑)当たってる笑
あ!おみくじの方は、小吉でした(笑)
大師堂
そして、次は泉水池のそばにある大師堂へ。
だけど、お遍路さん1年組(笑)
大師堂と書いてくれてるのにも関わらず、本当にこの場所であっているのかと、またアタフタして写真が1枚も撮れておりません(笑)なんてこったい。
ただ、泉水池の鯉は写真に撮っていまして笑、そちらの写真の方に少しですが、大師堂も写っています。
奥に見えるのが、大師堂です。




第二番札所(極楽寺)
お遍路さんになってウキウキ気分で西へ進むと、あっという間に二番札所である極楽寺にたどり着きました。
車だから、ものすごく早い(笑)


極楽寺は、子授と安産にご利益があるお寺としても有名なのだそうです。
明治の頃、大阪に住み難産に悩む女性が、安産祈願したところ、夢の中に弘法大師が現れ、四国遍路を勧められたのだそう。
そこで、遍路に出てこの二番札所極楽寺まで来た時に急に産気づいたけど、弘法大師より最後まで巡礼を続けるようお告げがあった途端におさまり、結願して帰宅したところ、男子を無事に出産することができたのだそうです。
第三番札所(金泉寺)
早くも、いよいよお遍路旅一日目最終目標の三番札所金泉寺へ!!(笑)


早いでしょ!?(笑)でも、育児の合間のわずかな時間での巡礼は、行き帰りの時間も入れると、一日三〜四つまわるのが精一杯なのです。
ここで今日は最後だね!今日はお遍路さんに会えなかったね!とママ友と話をしていましたが、ここで初めてキャンピングカーでお遍路さんをしている方にお会いすることができました。
自分たちも、お遍路さんデビューをしているのにも関わらず、会えた時は、四国88箇所お遍路の旅を更に実感することができて、とても嬉しかったです。
お遍路さんの旅一日目を終えて後悔したこと
無事に、お遍路さんの旅一日目を終えて後悔したことや気づいたことがありました。
写真を撮れていない。
お遍路さん初心者で、何も分からず始めたものだから、次に何をしてどこに行ったらいいのか分からない。
お札を2枚納めるというけど、どことどこに収めたら良いのか分からない(笑)
本当に、そんな状態だったので、肝心な場所での写真は撮れておらず、撮れているのは仁王門の前でアラフィフ主婦2人が緊張気味にうつる写真のみ(笑)
その写真さえ、ふざけたらいけないと思い真面目な顔をしてうつる婦人会用の写真みたいで(笑)
本当に情けないったらありゃしない。
リュックサックは不向きだった
ろうそくやお線香を灯すとき、お経を唱える時など、リュックサックが便利だろうなと新たに準備したのですが、逆に使いづらかったのです。
本堂、大師堂にろうそく、お線香を灯す度に、リュックサックを毎回おろさなければならない。
時間もかかるし、何回もおろしたり背負ったりするだけで、もう汗だくです(笑)
やはり、お遍路さん用の、さんや袋が良いのだと実感しました。
ろうそく、お線香入れ
私は、お遍路用品は全てネットで購入して揃えリュックサックの中にそのまま入れていました。
ママ友は、第一番札所のところにあるお遍路用品屋さんで全て揃えたのですが。
お互い購入したままの箱で持ち運んだので、ろうそくやお線香を取り出すたびに箱から出さなくてはならず、時間がかかってしまいました。
すぐ出せるように、その日使う分だけを容器に入れておくと便利だということに気がつきました。
このようなタイプも、売られてはいますが、私は100円ショップでも同じようなのがあり、そちらを購入しました。
友人は、購入した時からお線香は串入れ(焼き鳥などをさす串)に入っていたので、そのまま使い、ろうそくは100円ショップで売っている名刺入れに入れて持参しています。
納札は家で書いてくる
お恥ずかしいことに、納札もそのまま持参してしまい、慌てて一番札所でその日行く分合計6枚を記入することに!
納札により少々違いますが、名前、住所、願い事などを書く欄があるのですが、私は住所を全て真面目に書いてしまい(笑)お遍路用品店の方に注意を受けてしまいました!
そこまで個人情報を書いたらアカンと(笑)ごめんなさい。
お遍路一日目を終えて
お遍路一日目を終えて思ったことは、誰かを当てにしてはいけないということ(笑)
私も、ママ友も今回が初めてのお遍路さんだったので分からないことだらけで。
だけど2人とも、『とりあえず行けば誰かに聞いたらいけるよね。見様見真似で分かるよね!』と軽い気持ちでいたのですが、まさかの誰にも会えず。
やっと会えたのは、第三番札所のキャンピングカーのお遍路さんのみ。
しかも、もう車に乗り込んでいる時だったので念願だった『こんにちは』の挨拶もできず。
『本当に、これでいいのか!?』そんな不安で始まり不安で終わった一日目。
写真も、仁王門の前と自分たちの自撮り写真のみ。もう一度繰り返しますが、アラフィフ主婦の自撮り写真のみ(笑)
本当に、今からお遍路さんを始める気はあるのか!?と自分で自分を怒鳴りたくなります笑
だけど、そんな私でもたった一日まわっただけで、心が癒やされたのです。
私は今、人生の乱気流にのっているように感じていましたが、そこから抜け出せた気がしたのです。
まだまだ、お遍路さんの旅は始まったばかりですが、弘法大師に寄り添っていただきながら、また弘法大師に思いを馳せながら自分探しの旅をしていきたいと思います。
心の洗濯をする四国88ヶ所巡りいよいよ始まりです!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
みのり