
こんにちは!みのりです。
皆さんは、生命保険に入っていらっしゃいますか?
私の周りは、生命保険に加入していらっしゃらない方が結構いますが、がんに罹患した私から言わさせていただくと
がん保険は絶対に加入しておいた方がいいと思います。
がん保険に加入していない方に



なんで、がん保険に入らないの?
と聞いたら、多くの友人が大体こう言うんです。



がん保険に入るより、自分で貯めてる方がマシ
もしがんになっても、貯金から治療費を払えばいいし、高額医療費もあるから大丈夫でしょ!と笑顔で言うんですが。
正直そんな甘いものではありません。
生命保険に加入していた私でさえ、もっといい保険には言っておけば良かったと後悔をしているくらいです。
生命保険加入を強く勧める私ですが、そんな私も生命保険加入するにあたってすごく後悔していることがあります。
それは、私が知らない間に告知義務違反をしてしまっていたことです。
このことは、アメブロでも以前書いたところ沢山の方に読んでいただき、今でも読んでくれる方がいるくらい反響があった記事なので、こちらでも書いていこうと思います。


告知義務違反と言われるまでの経緯
生命保険加入時に問われる契約書の内容は、保険会社や保険の種類によって違うと思います。
そのため、今回私が告知義務違反となったことが全ての人に当てはまるわけではありません。
そのことをご了承ください。
生命保険会社から調査が入る。
実は、がんに罹患した時からがん保険がきちんと降りるのか?不安でした。
その理由は、がん保険に加入してから僅か4ヶ月後にがんに罹患してしまったからです。
しかも私が加入していた保険が、月々1万5千円という高額な方で、しかもがんに罹患したらその後保険料を払う必要のないタイプのものだったのです。
案の定、がんの手術を終えて保険を請求するもなかなか振り込まれず。
その後の連絡で、『保険契約後、数ヶ月しか経っていないので調査をさせていただきたい!』と言われました。
そりゃそうですよね!生命保険加入から僅か4ヶ月でがんに罹患したら疑われて当然です。
なので、保険会社から電話連絡があった時に、『保険に何故入ったのか?』と『体調はいつから悪くなったのか?』を特に聞かれました。
仕方のないことではありますが、がんになって落ち込んでいる中、犯罪でもしたかのように長時間色々な質問をされて更に落ち込んだのを覚えています。
乳腺繊維腺腫
結論から言うと、今回告知義務違反となったのが乳腺繊維腺腫です。
ただ、私が納得できなかったのは乳腺繊維腺腫があるというのは、保険相談員さんにお話をしていたからです。
余談ですが、私はてんかんのお薬も飲んでいるのですが(発作は12歳の時に1度だけあっただけで今はありません。)
そのこともきちんとお話をして、それが理由でその前に紹介された保険会社さんは契約をすることができませんでした。
そして今、契約している保険会社さんは長年発作が起きていないという理由から契約可能でした。
そこで前述したように、きちんと正直に保険相談員さんにお話ししたところ、乳腺繊維腺腫は良性の腫瘍だから大丈夫だということでした。
私が、この言葉を信用してしまったのが告知義務違反に繋がっていったのです。
初診から終診まで
保険相談員さんと2人でタブレットを操作しながら契約手続きを進めていく中で、あるところで私の手が止まりました。
それが
過去5年以内に30日以上の期間(初診から終診まで)にわたり、医師による診察(問診、診察、検診、治療、投薬)を受けたことがある。
という質問でした。
この初診から終診までの意味が分からなかったので、保険相談員さんにお尋ねしたんです。
すると、こんな例をあげて説明してくれました。



例えば、足を怪我して病院に通うとします。
そして、それが1ヶ月しても治らなくて月をまたいで
病院に通い治療を続けることです。
その説明を聞いて私は、



あー!そういううことなんですね!
でも3ヶ月続けて病院に通うことなんて
あまりないことですよねー!!
と言ったんです。そしたら保険相談員さんも



そうなんですよー!
だから大体の人は大丈夫です!!
と話してくれて2人で笑ってたのですが。
その時ふと私の頭に浮かんだのが、3年前に引っかかった乳腺繊維腺腫のこと。
この時に保険相談員さんと、こんなやりとりがあったんです。



乳腺繊維腺腫があっても入れますか?



乳腺繊維腺腫は良性だから大丈夫です!
30代から40代にはよくあるものなので!
そして、良性だから書かなくて良い!月をまたいで病院に行ってないから大丈夫!
この言葉を信じて、タブレットにチェックをしなかった私ですが、これがアウトだったんです!
保険相談員さんに話しても証拠にはならない
保険相談員さんに乳腺繊維腺腫があるということを伝えていた私ですが、これは証拠にはならないそうなんです。
私が相談員さんに伝えていたことは、相談員さんも認めてくれていたのですが、タブレットにチェックしたのは私自身なので、私の責任になるということでした。
主治医との行き違い
これは本当に私が反省しなければいけないことです。
クリニックの健診で、乳腺繊維腺腫が見つかり細胞診をして良性と言われ、その後の半年後も異常なし!
もう定期検診で大丈夫です!と言われた私は、自治体の定期検診でもう大丈夫と思ったんです。
でも、主治医のいう定期検診は、1年後にまたきてね!ということだったのです。
そしてこれが、30日以上の期間に渡り通院したということになり、告知義務違反になったのです。
乳腺繊維腺腫があれば加入できなかった
しかし1番の問題点は、乳腺繊維腺腫があれば、私が加入していた
がん特約・3大疾病・女性特約
は入れなかったそうなんです。
保険代理店に行った時も、がん家系だからがん保険に強いタイプの保険に入りたいとお伝えしました。
乳腺繊維腺腫があるということもお伝えして、そして紹介された保険会社さん。
元々入れなかった保険を私は入ってしまっていたのです。
最後に
今回は生命保険の告知義務違反について書かせていただきました。
乳腺繊維腺腫があったら入れなかった保険にはいっていたこと。
乳腺繊維腺腫を良性の腫瘍と軽く見ていたこと。
保険相談員さんの言葉を疑わずに信じていたこと。
色々私自身も反省することだらけでした。
今回私が契約した場所は保険代理店さんだったのですが、元の保険会社さんが保険代理店さんの非も認めてくれて、今回のみ最初の契約通り給付金をいただくことができました。
とはいえ、いつ再発や転移してもおかしくない状況で女性特約やがん保険の契約を解除されたことは、とても痛いです。
1年に1度のPET検査や遺伝子検査、セカンドオピニオンなど高額な費用がかかります。
がんに罹患し体調を崩してる今、仕事をすることも困難です。
今は、2人に1人ががんになると言われています。
まだがん保険に加入していない方は、がん保険に加入することをお勧めするとともに、その際には私のように一箇所だけで決めるのではなく、数カ所行って決めることをお勧めします。
私が契約した代理店の相談員さんは、私ががんに罹患した後も、違う保険を勧めてくるなど対応があまりにも酷かったですが、全ての代理店がそうではありません。
今回のことで、最後まで丁寧に話を聞いてくれた保険会社の方にはとても感謝しています。
がん保険には沢山種類があります。私ももっと調べて契約するべきだったと後悔しています。
告知義務違反となった私の辛い経験ですが、私の経験が誰かのお役に立ち私と同じ過ちをする人がいなくなったら幸いです。
みのり