希少がん発覚前にあった症状

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みのり

こんにちは!みのりです

希少がんである悪性葉状腫瘍を罹患してから

友人

自覚症状はあったの?

と良く友人に聞かれます。これは結論から言うとありました。

ただ、今思えば『あれがそうだったのか!』という感じです。

その時は、『まさか自分ががんになるわけがない!』という謎の自信があったから、がんを疑うことがなかったのかもしれません。

今回は、希少がん発覚前にあった私の身体の異変について書いていこうと思います。

ただ、がんは一人一人症状も違います。これは私の場合ということをご了承ください。

目次

がん発覚前にあった症状

がん発覚前に大きく分けると次のような4つの症状がありました。

私の身体におきた異変の順番通りに1つずつお話ししていこうと思います。

胸の痛み

ある日突然胸に激痛が走りました。それは今までに経験したことのない痛さでした。

ギュッと胸が痛くなったかと思うと、すぐ後に背中にも激痛が走り、立っていられず座り込んでしまうほどの何とも言えない痛みでした。

この時は、流石に不安になり心臓の病気を疑って近くの病院に行きました。

心電図も撮りましたが異常は見つからず、逆流性食道炎ではないか?と診断を受けましたが正直私自身は、この診断には納得はいっていませんでした。

それくらい明らかにおかしい胸の痛みだったのです。

しかし医師の言葉を信じて、チクチクしたような痛みもあった事から、元から酷かった生理前症候群だと思い込んでいました。

というより、今思えばそう思い込みたかったのかもしれません。

微熱が続く

学生時代から平熱が35℃台と低かった私ですが、希少がんが分かる少し前から微熱が続いていました。

『あれ?おかしいな?』とは思いましたが、あまり深く考えることもありませんでした。

しかし、今思うとこれが1番の身体からのサインだったのかもしれません。

身体のだるさ

微熱が続いていたからかもしれませんが、とりあえず何をしていても身体のだるさがありました。

少し動いただけで、息切れをして休まなければならない。

身体のだるさが出てきた時は、家事や育児も思うようにできず、その事で精神的にも不安定になりました。

そして、やっとここで自分の体調の変化に気づき始めたのです。

胸のしこり

これは、がんかもしれないと確信したのが胸のしこりです。

ただ、他の3つの症状とは違い、しこりはある日突然偶然に見つけ痛みも特にありませんでした。

以前からあった乳腺繊維腺腫とは明らかに違い、触った時にとても硬く嫌な感触がしました。

そして、このしこりは立っている時や座っている時には分かりにくく、横になっている時に気が付きやすかったです。

横になっている時に、しこりを見つけて、意識をして座っている時にも確認したら、しこりに触れるというくらいでした。

がん発覚前の周囲の反応

これだけ身体が危険信号を出していても、なかなか自分の体調変化に気づかなかった私ですが、周囲は私の変化に気づいていました。

会う人会う人に、『体調大丈夫?顔色悪いよ!』と声をかけられていました。

またこの時、1年ほどで体重が8キロ痩せたのも関係しているかもしれません。

ちなみに私はこの時16時間ダイエットをしていたので、その効果で8キロ痩せたと思っていましたが、主治医によるとこれも癌が原因だったのかもしれないと言われました。

症状はいつから?

乳がんのしこりは、1センチのしこりができるまでに数年かかると言われていますが、私が罹患している悪性葉状腫瘍は短期間で大きくなると言われています。

実際私自身も体調に異変を感じたのは、しこりができる2ヶ月前で、しこりに気づいたのは病院に行くことになる2、3日前でした。

主治医からも、『このしこりは、短期間でかなりのスピードで大きくなっている!』ということを言われました。

自分で気づく暇がないくらい短期間の間で、私の身体に異変が出始めたのです。

最後に

がんに罹患し、家族や友人からは『定期検診に行ってなかったの?』とよく聞かれました。

実際私は、コロナ禍を理由に、その頃は定期検診に暫くの間行ってませんでした。

だからがん検診行ってなかったから悪いと言われても仕方がないのかもしれませんが、定期検診に行ってたからといって、絶対にガンが見つかるものでもありません。

がんが隠れている場合もあるし、私のように短期間でできるどうしようもないがんもあります。

また、私の住んでいる地域だけかもしれませんが、市町村が行っている検診は、マンモグラフィーのみになります。

しかし私は高濃度乳房によりマンモグラフィーには2センチものしこりが映らなかったのです。

私が、市町村の検診ではなく、クリニックの健診に行き、また主治医が念のためにとエコー検査とマンモグラフィーの両方で検査してくれたことで、しこりを見つけることができたのです。

いくら自分でしこりを見つけていても、マンモグラフィーにしこりは映っていないから大丈夫と言われると、自分の思い過ごしだったと安心すると思います。

私も安心していました。

だから主治医から念のためにエコー検査をしようと言われても、正直『マンモでしこりが映らなかったんだからエコー検査なんてしなくてもいいのに!』と思っていました。

しかし、この時の主治医の判断が希少がんである悪性葉状腫瘍を早期に見つけることができたのです。

このような事から、検診でしこりが見つからなかった🟰大丈夫ではないのです。

私の知り合いでは、がんを疑い病院に行き大丈夫と言われて安心していたけど、やはり体調不良が気になり違う病院に念のために行くと、ステージ4だったという方もいます。

検診で大丈夫と言われても、まだ体調不良が続くようであれば、違う病院でも調べてもらうことを強くお勧めします。

私もそうでしたが、体調不良が続いていても『ストレスかな?』とか『風が長引いているかな?』と思い深く考えず、がんを疑わない人がいいと思います。

でも今は、2人に1人ががんになる時代です。

『自分は絶対大丈夫!』そう自分を過信せず、体調不良があればすぐに病院で検査を受けてください。

あなた自身のためにも。あなたの家族のためにも。あなたを愛する人のためにも。

みのり

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