大部屋と個室のメリットとデメリットを比較してみた

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みのり

こんにちは!みのりです

病院に入院することになると、まず病院側からこんなことを聞かれると思います。

大部屋がいいですか?
それとも個室がいいですか?

入院時は、さまざまな制限があったり手術後の痛みなどでストレスが溜まりますよね。

少しでも居心地良く療養生活を送るためにはお部屋選びは、とても大事なことだと思いますが皆さんは、どちらのお部屋を希望しますか?

大部屋ですか?個室ですか?

何を重視するかによって変わってきますよね。

今回のブログでは,大部屋と個室に入院したことのある筆者が双方のメリットとデメリットを比較してみました。

目次

大部屋のメリット

いつも入院時には、必ず個室を希望する私ですが、悪性葉状腫瘍の際には個室が空いておらず入院中ずっと大部屋で過ごすことになりました。

そこで実際に過ごしてみて気づいた大部屋のメリットをご紹介したいと思います。

情報交換ができる

同室の方は、皆乳がん患者だったので(私は正確にいうと乳がんではありませんが)情報交換できたり励まし合えることで、元気が出ました。

特に同じ日に手術をした方とは、痛みや辛さを分かち合えたことで、自分だけではないんだ!頑張って乗り越えなきゃ!と孤独感が和らぐことができました。

また大部屋なので看護師さんの出入りが激しく、体調が悪くなってもすぐに言えるという安心感もありました。

値段を抑えられる

私の入院していた病院は、差額料金がかかりませんでした。

差額料金がかからない分、保険で出た入院給付金を今後に備えて貯金できたり、毎日の病院食をプラス料金を支払って自分の好みのものに変更したりできました。

大部屋の1番のメリットは、やはり値段を安く抑えれるということだと思います。

ただ、病院によると大部屋でも差額料金もいるところもあるみたいなので、ご自身の病院に1度確認することをお勧めします。

大部屋のデメリット

いつも入院する時は、個室を希望する私ですが、大部屋に入院してみてやはり個室が良いなと思ったことがあります。

私が感じた大部屋のデメリットをご紹介します。

プライバシーがない

大部屋は、カーテンだけで仕切られているのでどうしてもお互いの行動が気になってしまいます。

隣の方が痛さで泣いてる声が聞こえることもあり、そうなると心配で私も声をかけるべきか、そっとしておくべきか悩み休むことができませんでした。

また逆に、自分自身が辛く一人でいたい時も、隣の方に話しかけられると断れず横になって休むことができませんでした。

その他にも、大部屋なので看護師さんが夜中にも頻繁に出入りしたり、隣の方のいびきの音などで入院中は夜はぐっすり寝ることができませんでした。

やはり睡眠がなかなか取れないのは術後ということもありかなり辛かったです。

トイレやシャワーが共同

個室には、多くはシャワーやトイレは付いていますが、大部屋にはついていません。

そのため、近くのトイレを使用し、お風呂も共同になるのですが、私はこれが1番嫌で個室を希望するのです。

以前、大部屋に入院している時に夜中にトイレに行ったら床がびしょびしょで私の病衣が濡れたことがありました。

床が濡れていた原因は、前に入ってた方がおしっこで汚していたみたいです。

その他にも、血液で便器が汚れていたこともあり、使用することができませんでした。

術後は、すぐにはお風呂を入ることができないので他人の汚物で病衣が汚れるのは、精神的にとても辛かったです。

また、シャワーも空いている時に入らなければならないので、使用中だった場合は何回も部屋からシャワー室まで行ったり来たりしなければならず大変でした。

洗面台が共同

大部屋は洗面台も共同なのですが、これが思いのほかかなり悩まされました。

朝昼晩歯を磨く時間帯も皆さんだいたい同じなので重なったり、トイレの後手を洗う場所も同じ洗面所なので良く鉢合わせすることがありました。

仲の良い方だったら笑って済むのですが、あまり話さない方に会うととても気まずかったです。

感染症にかかりやすい

私の病室ではなかったですが、他の病室の方が感染症にかかりそれから同室の方全員が感染症にかかったこともありました。

シャワーだけで仕切られている部屋、洗面台やトイレ、シャワー室も同じだとどうしても感染症というリスクが付いてきます。

私の叔母も入院中に感染症にかかり入院期間が延長になリました。

私が入院していた時も感染症が流行っていたので、退院するまで毎日感染症にかからないか不安でした。

個室のメリット

子宮全摘手術をしたときは、入院中ずっと個室で過ごしたのですが、やはり個室がいいな!と感じることがたくさんありました。

私が改めて個室が良いと思ったメリットをご紹介します。

プライバシーが保てる

個室ということで誰に気を使うこともなく自由に過ごせます。

携帯電話も自由に使えるので、自宅にいる子供たちと好きな時に連絡を取れることができ辛い入院生活も寂しくなかったです。

コロナ禍で時間は制限されていましたが、家族の面会も隣の方に気を遣うことなく話せました。

TVなどもイヤホンをすることなく見れて快適でした。

トイレやシャワーが部屋にある

個室にトイレやシャワーがあるのはとても嬉しかったです。

自分だけしか使わないので、共同のトイレで悩まされていた衛生面に悩まされることもありませんでした。

また、シャワーも入りたい時に入れることでストレスがなくなりました。

とりあえず広い

大部屋では、スペースが狭く荷物がなかなか置けずプチストレスでしたが、個室はソファーや椅子もありその上にも好きなものを置けたりしました。

TVや冷蔵庫が無料

これは病院によって違うとは思いますが、私の病院では個室はTVと冷蔵庫は無料でした。

大部屋はTVカードを購入しに行かなければならないので、行く手間が省けて良かったです。

個室のデメリット

個室希望をする私ですが、個室にもデメリットがないわけではありません。

入院の度に私が頭を悩まされるデメリットを紹介したいと思います。

高額になる

やはり個室の1番のデメリットは、高額になることです。

私の病院は個室は1万円だったのですが、叔母の入院している病院は2万円とお聞きしました。

個室の値段も、病院により変わってくると思いますが、大部屋に比べるとどこも高額になります。

短期入院だったらまだ良いかもしれませんが、長期入院になると厳しいなと思います。

孤独を感じる

大部屋では常に看護師さんが出入りしたり、同室の方とお話をできたりしますが、個室は看護師さんや主治医しか来ないので孤独に感じることがありました。

また術後、傷跡が痛くてナースコールを押してもなかなか来てくれなかった時は不安な気持ちになりました。

最後に

今回は、私の入院経験をもとに大部屋と個室のメリットとデメリットについてお話しさせていただきました。

私個人としては、ストレスもなく、ゆっくり療養できる個室がお勧めですが、何を重視するかによてそれぞれ違ってくると思います。

また、入院期間や手術内容によっても違ってきますよね!

悪性葉状腫瘍の入院の際に、大部屋で退院まで過ごした私ですが同室の方に励まされたことはとても心強かったです。

個室はプライバシーが保てますが、大部屋で常に誰かがいたから安心して過ごせたことも事実です。

このように大部屋にも個室にも、それぞれ魅力があります。

安心して過ごせる入院生活になるようにこの記事が、お部屋選びの参考になれば幸いです。

みのり

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