こんにちは!みのりです。
今回は、がんに罹患した私が言われて辛かった言葉を書いていきたいと思います。
ただ、これは言われ方や、その方との付き合いの深さによって人それぞれ違うと思います。
これから書くがんに罹患し言われて辛かった言葉は、私の思いによるものです。
どうかご了承ください。
がんに罹患した私が言われて辛かった言葉
大丈夫よ!!

大丈夫よ!!
と言ってくれました。
頑張って
この言葉も友人から病気を伝えられたら、つい言ってしまう言葉だと思います。
ただこの言葉も『大丈夫だよ!』という言葉と同様、がんに罹患している方にとったら、とても辛い言葉なんです。
例えば私の体験から言わさせて頂くと、私の希少がんである悪性葉状腫瘍は抗がん剤や化学療法は効果がなく手術しか治療方法はありません。
そのため再発や転移をしてしまうと致命的にもなると言われています。自分で気をつけることといえば再発や転移をしないように生活や食事に気をつけることしかありまん。
そして、頑張ったから再発や転移をしなかったでもなく、頑張らなかったから再発や転移をしてしまったでもないんです。
だから、『頑張って!』という励ましの言葉で逆に私は追い詰められました。
『今でも頑張ってるのに、治るものならとっくに治ってるよ!』と。
今はがんは治る病気だから
この言葉も本当によく言われました。
確かに今は2人に1人ががんになる時代です。
だけど1番多い死因率もがんです。だから怖いんです。決して油断できる病気ではないんです。
そしてその言葉と一緒によく言われるのが、『知り合いの〇〇さんは、ステージ4だったけど完治して今は元気になってるよ!』と。
だけどね、がんのタイプも違えば症状も一人一人違うんです!
他の方が治ったからと言って、皆が治るわけでもないんです。
だから簡単に言ってほしくはない言葉でした。
最後に
今回は、私ががんに罹患してから言われた辛かった3つの言葉を書かせていただきました。
まず、がんを伝える時に誰にどこまで話そうか?と皆さん悩まれると思います。
私も、本来なら家族と信頼できる親友やママ友以外には言いたくありませんでした。
でも、私には障がいのある双子の長男次男がいます。
私に、もしものことがあった時の2人のことを考えておかなければなりません。
だからどうしても、息子たちの学校の先生や放課後等デイサービスの先生また相談員さんたちに話しておかなければなりませんでした。
またその時支援学校の副会長をしていたので役員の方達にもです。
親しい人もいれば、あまり親しくないけど役員の引き継ぎ上どうしても話しておかなければいけない人もいました。
がんを罹患したことを伝えて、辛い思いをするなら初めから言わなければいい!という意見もあると思いますが、こんな事情がありどうしても話さなければいけない現実があったのです。
ただ、がんに罹患したといきなり伝えられても、何を言ったらいいのか戸惑う方が多いと思います。
今回、自分ががんに罹患したことで私も気づいたことが沢山あります。
頑張って!や大丈夫の言葉が時と場合によっては、傷つけてしまうことになる事も私自身初めて気づきました。
今、大事なご家族や友人から病気を打ち明けられ、何と声をかけたらいいか迷っている方もいらっしゃると思います。
がんに罹患したばかりの時は、もちろんその後もですが身体的にもしんどいですが、それ以上に心がしんどいのです。
だから言葉よりも、ただ話を聞いてくれて側で寄り添ってくれるだけでありがたいのです。
私の友人が、私ががんに罹患したと伝えてから暫く連絡がなく私も寂しかったのですが、久しぶりに連絡があった時に、『大丈夫じゃないと分かっているのに会ったら真っ先につい大丈夫?と聞いてしまいそうで連絡ができなかった!』と話してくれました。
私は、その時涙が出るくらい嬉しかったです。本当に私の気持ちを考えてくれていると感じたからです。
何って声をかけたらいいかわからない時は、側で寄り添ってあげてください。
それが1番の励ましなのです。
それだけで十分救われるのです。
私は、がんに罹患し友人の言葉に傷つき距離をとった人もいます。
がんに罹患しただけでも辛いのに更に人間関係で悩むのはとても辛い事です。
私のように、がんに罹患したことを伝えて人間関係が狭くなる人が1人でも減りますように!
大事な人と仲違いしませんように!
この記事がそのお役に立てたら幸いです。