[体験談]障害児歯科に通い出して8年目に起きた子供の変化

当ページのリンクには広告が含まれています。
障害児育児8年目にして起きた変化
みのり

こんにちは!みのりです

今日は、朝から長男次男を連れて大学病院の障害児歯科に行ってきました。

通い出して、かれこれ8年目になります。

以前通っていた、療育センター内にある障害児歯科では、スタッフも2名しかいなかったこともあり、長男次男が落ち着きがないと、『今回はあきらめましょう!』と言われ、なかなか治療にもこぎつけなかったのですが……

大学病院に転院してからは、スタッフが多いこともあり、色んな方法を考えてくれて最後まで診察が受けれるようになりました。

そして、今日初めて長男は自分から診察台に上がることができ、次男は自分の足で歩いて診察室に入れるようになりました。

8年間通って初めての出来事です。
主治医にも看護師さんにもたくさん褒めていただき2人ともとても嬉しそうでした。

今日は、障害児歯科に通い出して8年間の間に起きた子供の変化について書いていきたいと思います。

目次

8年前は、待合室でさえ嫌がった

8年前は、写真を見ていただいても分かるように待合室の隅で不安そうな顔で指をくわえて固まっていました。

だけど、この時はまだ身体が小さかったこともあり、長男次男が激しく抵抗しても抱っこやおんぶで診察室に行けていたのですが……

小学生の高学年になると、身体も大きくなり、私たちの力ではどうしようもなくなってきたのです。

車椅子を購入

小学高学年にもなると、色々成長をしてきて、大学病院が近づくにつれてパニックになり、頭を叩くなどの自傷行為が酷くなってきたのです。

大学病院の駐車場に入ると、もう苦手な歯医者さんに連れて行かれるのが分かり、足を突っぱねて車から降りなくなってしまったのです。

そして、悩みに悩み購入したのが車椅子です。

普段は、車椅子に乗っていないので購入しても乗ってくれないのではないか!?という不安がありました。

しかし、もう車椅子に頼るしか方法は考えられなかったのです。そして、一か八かの賭けで購入したのですが……

これが大正解だったのです!!長男は、喜んで車椅子に乗ってくれ、それからは全く嫌がることもなく診察室の中にまで入れるようになったのです。

ただ、次男は車椅子を嫌がり拒否をしました。

幸い、まずは1台購入して様子を見ていたので無駄にならずに良かったです。

スタッフ7〜8人に抱えらながら診察室へ行く次男

次男は、長男より10キロ体重が軽いこともあり、まだ抱えれるのですが……

それでも、私や主人、さらに主治医や看護師さんに手伝ってもらって、7〜8人でやっと抱えて診察室に行くことが、ここ数年続いていました。

小さい身体でも、こんなに力が出るのか!?とびっくりするほど全身で嫌がり、毎回何か良い方法はないかな!?と主治医と話し合いを重ねていたのです。

障害児歯科に通い出して、8年目にしてついに!!

いつものように、駐車場から長男は車椅子で!次男は、旦那さんと手を繋いで歩いて障害児歯科まで行きました。

3ヶ月ぶりの障害児歯科!!パニックになることを予想していたのですが……

多少、声は出ていましたが、びっくりするほど、2人とも落ち着いて待合室で待つことができていました。

上記でも書いたように、長男は自分から診察台に上がることができ、次男は自分の足で診察室まで行くことができたのです。

何回もしつこく書いて申し訳ないのですが、それほど嬉しかったのだと、どうかお許しください(笑)

障害児歯科に通い出して8年目!!正直こんな日が来るとは思っていませんでした。

これ以上身体が大きくなってきたら、避けたくても全身麻酔での治療を考えなければいけない時が来るのではないか!?そういう不安に襲われていたのです。

もちろん、またパニックになり診察室に行くのを嫌がったり、親子で涙する日もあるでしょう。

だけど、今日の経験が、私たち親子の心の支えになり乗り越えていけると信じています。

おわりに

障がいを持つお子さんを育てている保護者の方の悩みの一つに、障害児歯科があると思います。

グルグル巻きにされたり、抑えられるのは動かないようにすることで仕方ないことと思っていても、やはり親からすると辛いですよね。

子供自身が、もちろん1番辛いのですが、私自身も最近は障害児歯科に連れて行くことが、正直ストレスになっていました。

子供の身体が大きくなるにつれて、私たち親の力ではどうしようもなくなり多くのスタッフさんの力を借りなければいけないことで申し訳なさを感じていたのです。

ご迷惑をかけないように、2人一緒に受診しているところを、別日に一人ずつ受診することも考えました。

だけど、やはり旦那さんの仕事の予定だったり、学校の予定、私の通院日などを考えると、なかなか難しいのが現実です。

そんな中での、今日の出来事!!飛び跳ねたくなるほど、本当に嬉しかったです。

今日は、たくさんたくさん長男次男を褒めてあげて、ギュッとして頭を撫でてあげようと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

みのり

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次